学振SPDの面接へ
学振SPDの面接を受けてきた (不採用 2016-12-26)
自分もwebから情報を得たので、有益そうなことをまとめる
「すーぱーぽすどく」、だと思っていたけど、実際には「Superlative Postdoctoral Fellow」が正しいらしい 1
前情報
今年の農学分野のPDの審査結果は
before
- 申請者数: 206
- 採用内定予定者数: 24
- うちSPD面接候補者数: 8
- 面接候補者数: 17
- 不採用者: 165
- 申請者数: 206
- 採用内定者数: 28
- うちSPD内定者数: 2
- 補欠者数: 6
-
不採用者: 172
- SPD面接での合格者は2/8
- PD面接では合格者が4/17・補欠採用者が6/17
例年のSPD採用者数は、各分野で0–2人
0人の年もあることから、分野内の相対評価だけではない
各分野最大2名の上限があって、全体採用数が決まっている…?
候補者が8人だから、倍率は4倍からスタート
準備する
- 面接の要綱をよく読む
(2017年採用開始版)
面接審査は関連する分科細目を組み合わせて審査を行いますので、次の事項について、ノートパソコンを用いてわかりやすく、簡潔・明瞭に説明してください。
面接開始後8分が経過した時点でアラームが鳴ります。アラームが鳴ったら出来るだけ速やかに説明を終えてください。
(1) これまでの研究業績
(2) 今後の研究計画は以下の点を踏まえ、研究目的及び研究の特色を具体的に述べてください。
- 所属研究室(または研究グループ)の研究と、申請者自身が取り組む研究との関係・分担について明らか にしてください。共同研究を行う場合も同様に説明してください。
- 申請者自身のアイデアやオリジナリティーについて述べてください。
- 研究の課題(問題点)及び解決方法について説明してください。
(3) 審査員との質疑応答(12分以内) 質疑応答の時間に限りがありますので、審査員の質問には出来るだけ簡潔に回答願います。また、面接開始後19分が経過した時点でも終了時間の目安としてアラームが鳴ります。
注) 採用申請書提出後の研究進捗状況や研究業績などについても、質問されることがあります。
- webで調べた限り、DC・PDの面接と文言は同一で、時間だけが変わっている
- 「とくにSPDにはこれを!」という要求はなく、全体のクオリティが高いことが求められる?
会場へ
- 受付の後、控え室へ
- プロジェクタがあって試写ができる
- ちょうど試写している農学の人がいて、筆頭論文XX報とか書いてあって「まじかよ」ってなる
面接へ
- 氏名を名乗り、課題名を読んでから、計時スタート
- タイトルページ込みでスライド9枚で挑んだ
- 8分のアラームがなる前に終わった (7分50秒あたり)
- 審査員は7名前後 (うろ覚え)
- 自分から7–8 m 程度の距離間
- 存外に皆さん若く、気鋭の教授陣といった雰囲気
- おじいちゃん先生はいなかった
- 面識のある先生もいなかった
- 農学の8課題を同一メンバーが審査する
- 審査員の先生の専門はかなりばらつきがあるはず
- 質疑の感じだと、専門分野がかぶっている人はいなかった
- 質疑 (12分) は圧迫ということもなく普通の質疑
- 失うものがないので気負わず答えられた
- 「これができるとどのくらいいいことがある?」
- 「3年間でどのくらいまでいきそう?」
- たぶん、19分のアラームも鳴らずに終了
参考ページ
1Research Fellowships for Young Scientists
次の締切は、博士論文の教務課への提出 (12/15)